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福島県伊達郡国見町

福島県国見町は、福島県北部の宮城県との県境に位置する人口約9,000人の町です。
盆地特有の寒暖差の大きな気候と福島県内で一番長い日照時間など果物の栽培に最適な自然環境が整っています。昔は養蚕が盛んでしたが、生糸価格の低迷から「桃」への大転換が昭和40年代後半に図られ現在では全国有数の桃の産地としても知られています。また、国見町の特産品であるあんぽ柿やりんごなど果物に囲まれた「果物のまち」です。四季折々の果物や果樹畑の風景が堪能できます。

わたしの人生を豊かにしてくれた
農家さんたちのためにも地域の
伝統産業を
後世につなぎたい。
わたしなりの恩返しを。

わたしは東京都出身で国見町の農家さんたちと出会い、食べることへのありがたみ、家族の絆、共同体としての価値観など東京だけでは気づかなかった様々なことを学びました。福島で役に立ちたいと思って起業したものの、たくさんの大切な価値観を国見町で感じ、自分の人生が豊かになりました。そんな農家さんたちに少しでも恩返しをしたいという気持ちで取り組みを始めました。
国見町の特産品であるあんぽ柿は、渋柿を硫⻩燻蒸し、水分を50%程度に乾燥させた、干し柿の一種。ゼリーのような食感と、上品かつ芳醇な甘さからは、太陽と大地の恵みが感じられ、ビタミンA、カリウム、食物繊維など、栄養成分も豊富に含まれています。
あんぽ柿の原料となる平種無柿や蜂屋柿の栽培を行う農家の方々は、優しくて実直な素晴らしいお人柄。「いい柿をつくろう」と真摯な姿勢で農業と向き合い、摘果、収穫、柿の皮をむく、硫⻩燻蒸、自然乾燥という、多くの時間と労力を費やし、あんぽ柿の生産を行なっています。
しかしながら、農家の高齢化や人手不足は進むばかり。せっかく栽培した柿も収穫しきれなかったり、柿の皮はすべて廃棄してしまっているのが現状です。『明日 わたしは柿の木にのぼる』では、農家の方々が愛情をもって育てた柿を少しでも無駄にすることのないよう、これまでただ廃棄されるだけだった柿を原料に採用しています。

女性たちが自分の心と身体の
健康を大切に、
生き生きと過ごせる
社会になりますように。

わたしは元々は東京で働いてきていて、自分自身も含め女性特有の健康の悩みや体調不良などに悩んでいる方々に多く出会ってきました。頑張り屋の女性って多いですよね。
女性に多くの役割が求められるようになった現代、女性が自分自身の心身を健康に保ちながら、もっと自由に、生き生きと輝ける未来を応援したいと思ってブランドを展開しています。
1日1分でも10秒でもデリケートゾーンの状態を確認しケアすることを通じて、自分の心と身体に向き合う・病気になる前に自分の状態に気づくライフスタイルを提案することは、女性が自らの人生を自らの意思で選択するよりよい人生へ繋がると考えています。
そのため、国見町の特産品であるあんぽ柿の製造工程で出る未利用資源「柿の皮」を原料化し、国見町の課題解決をしながら女性を応援するブランドを展開しています。